
どきどきうどんを知っているだろうか。
肉肉うどんといえばピンとくる方もおられるだろう。
小倉南区にどきどきうどんの名店が有る。
その名も今浪うどん(いまなみうどん)
この辺りは昔屠殺場があったそうで牛の頭はそのまま処分していたそうだ。
そんな中、夫に先立たれた未亡人が生活の為に牛の頭をタダで譲り受けてホホ肉を煮込んでうどんに入れて商売をしていたそうだ。
脂身がうどんのスープに浮かんだのを見て
「このうどんはドギドギしとるのぉ」
と言われたことがどきどきうどんの名称になったとも言われている。
まぁあくまでも聞いた話だけど。
小倉競馬場近くにあるこの店を教えてくれたのは小倉が地元の方でかれこれ7年程前のことだ。
昼間からストロングゼロを呑みながら歩いているおじさん率高めのこの場所は一見さんお断り的な雰囲気が漂っていた。

お世辞にもオシャレとはいえない佇まい。
朝8:30オープン、今日は娘を幼稚園に送り届けてそのまま来た。
9時過ぎに到着。
店内の客は1名のみ。

私は肉肉の大、嫁は肉肉の中を注文。
ちなみに普通のサイズは肉の小だ。
肉肉の大は肉ダブルの麺特盛。
店内には数多くの色紙がある。

柚子胡椒と生姜がある。
キムチ風の大根と辛子わかめもある。
どきどきうどんには生姜をスプーン3杯入れて丁度良い。

醤油ベースのツユは福岡らしくない濃さ。
麺は自家製麺でコシが有るけど讃岐うどんとは別物。
柔らかいうどんに慣れた福岡の人は馴染みがないだろう。
コレに生姜をたんまり入れるとスープのギトギトと最高の調和を見せてくれる。
うどんをすする。
美味い、手が止まらない、心の震えも止まらない、
特盛の麺は中々減らない、感激がしばらく続く。
私はラーメンでもそうだが、基本的に麺を食べ終えてから具を食べる。
理由は単純に伸びた麺が嫌いだから。
冷やし中華とかは具と食べる。
麺を片付けたら肉を頂く。
スネ肉と頰肉がホロホロで美味い。
おでんのスジ肉みたいだ。
ちなみに麺を半分食べたところで柚子胡椒を入れたけど美味い。
美味しいけどスープを全て飲み干すことはしなかった。
本当はご飯とかイナリも頼みたかったけど腹八分に抑えておいた。
嫁は肉半分残したので私が頂いた。
久々の今浪うどんを堪能した私は中津へと向かった。
唐揚げを求めて、、、

午前中は空いてるのでおすすめ!
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