夏真っ最中
さすがに暑くてキャンプなんて行きたくない。
しかし私は決めていた。
月に一度はキャンプに行くと。
決めた事は守る。
俺はそんな男だ。
アングラーである弟より連絡有り。
相島で釣りキャンしないか？と。
行くぜ！
16時40分のフェリーに乗船。
休日だからお客さん多いかと思いきやすいていた。
船が走り出すと展望デッキで景色を楽しむ。
船旅という非日常
更にキャンプという非日常
どれだけ日常から遠かったのだろう
住み慣れた福岡からも遠く離れていく
Ah さようなら皆さん
私は遠い所へ行きます。
とか思ってたら20分程であいの島に到着。
ココは猫島で有名だ。
過去にも上陸した事あるけど人より猫が多い。
海から数メートル
本日のキャンプ地をココとする。
遠くに福岡が見える。
今日は椅子を２つ持ってきた。
オットマンスタイルでダラダラする。
この時期はなかなか釣れない。
釣れたとしても小型だ。
周りの釣り人達を横目にひたすら酒を飲む。
弟はひたすら釣りをしている。
アジングってやつだ。
生き餌の代わりにワームを使ってアジを狙う。
釣れるのはアジではなくアラカブの赤ちゃんばかり。
味噌汁に入れたら旨いだろうけどさすがにこのサイズはリリース。
フェリー乗り場から少し離れた所に堤防がある。
この場所が相島の基本の釣り場になる。
フェリー乗り場横にも堤防有るけど狭いからテントはれない。
一級ポイントなので誰かしら釣りをしている。
島の西側は青物スポット。
この時期は釣れないから人は少なかったけどシーズンになると多そうだ。
釣りは弟に任せて私は着々とキャンプを楽しむ。
小腹が空いたので道中のお肉ファクトリーで買った棒ヒレカツを頂く。
調味料は久原のやつだ、塩胡椒以外にニンニクやらハーブやら入ってる。
食べた瞬間 アフゥって言葉が出る。
語彙が無いのでこの表現でかなり旨い事を察して欲しい。
次はロース。
ミートファクトリーのトンカツはスーパーのお惣菜と次元が違う。
ソースが無いので焼肉のタレで食べる。
泣きそうなほど旨い。
プラプラと散歩に出かける。
テントはりながら釣りしてる人が多い。
最終の船も終わった所で観光客の居ないのどかな港町を歩いてみよう。
世界有数の猫島だけあって猫が多い。
路地に視線を向けるとだいたい猫がいる。
彼等は遠慮無しに道端でグダグダしている。
ギャングみたいだ。
猫好きにはたまらない光景が広がる。
勿論堤防の裏側にも猫はいる。
私の姿を見つけるなり走って近づいてくる猫もいた。
まるで知り合いを見つけたかのような行動、連れて帰りたくなった。
夕焼けを眺めて感傷に浸る。
ほとんどの猫は右耳にカットした後がある。
去勢のしるしかな？
いい感じに暗くなってきた。
常夜灯があるから真っ暗にはならない。
ミートファクトリーで買ってきた肉を焼く。
朝ご飯に食べるカレーも作っておく。
トマト缶にカレーシーズニングを混ぜる簡単なやつ。
焼肉2人前
特上黒毛和牛、ミノ、ハチノス
合わせて1500円程。
信じられない値段で気絶する程旨い飯を喰らう。
それはまさにキャンプ飯。
100均のミニ鉄板で肉を焼く。
満足過ぎて言葉にならない
旨い肉を喰らい
好きなだけ酒を飲む
福岡の夜景を離島から眺める
ニヤニヤが止まらない
島に到着してから約6時間
一切釣りをしていない。
せっかくだから寝る前に釣りをしよう。
この時期は全く釣れない、釣れてもちっちゃい魚ばかり。
初めから釣り目的では無いので心に余裕がある。
とか言いながら昨日長時間YouTubeでアジングの動画を見ていた。
第1投目、ワームを喰らう感触あり！
釣れた？と思ったがかからなかった。
これに気を良くして何度か投げるけど感触無し。
最後は根がかりして終了。
おはよう世界
テントからの景色が大海原
テントから出たら壮大な朝焼け
昨晩仕込んでおいたトマトチキンカレーを喰らう。
弟が運転してくれるので私は遠慮無く酒を飲む。
小魚が多い、メバルの群れが私の釣りスイッチをオンにする。
0.5gのジグヘッドに丁寧にワームを取り付けてキャスティング。
コツンコツンと軽いあたりがある。
軽く合わせると軽い重みが乗っかった。
魚か？
あげてみたら気持ち悪いヒトデみたいなやつ
堤防に投げ捨て日焼けの刑にしてくれるわ！
次に釣れたのはちっちゃいベラ！
猫にあげよう。
撤収して8:40のフェリーに間に合う様にフェリー乗り場へ向かう。
さっき釣った小魚を猫に与えて猫達との触れ合いを楽しむ。
フェリーのデッキで麦焼酎の麦茶割りを飲む。
海 離島に麦焼酎麦茶割り
波に揺れながら
我 安息を楽しまん
いい句ができた。
キャンプって楽しいですね！
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