【北九州の台所 旦過市場】
北九州小倉駅前に広がる商店街は日本初のアーケード式商店街として有名だがその商店街の先には北九州の台所と呼ばれる旦過市場がある。
大型商業施設が各地の商店街をシャッター街へと変え行く昨今。
北九州市民の胃袋を掴み続ける魅力を探ってきたぞ!

市場へは小倉駅から歩いてもいいがモノレールでのアクセスも抜群だ。

今回は車で向かった。
市場近くの駐車場は25分100円。
駐車場から見える景色がなんだか懐かしい。

市場の入り口へ向かう途中年季の入った映画館を過ぎる。

昔から変わらない景色がそこにはある。

市場といっても見た目は商店街だ。
しかし北九州の台所といわれるだけあって平日にもかかわらず賑やかだ。

年齢層高めなマダムたちが今日の晩御飯の材料を仕入れている。

鯨専門店、鯨一筋この先もやっていくのだろう。

店名がズタボロだがいい味をかもし出している肉屋さん。

旦過市場はB級グルメも多い。
その中で一押しなのがカナッペ。
魚のすり身にたまねぎにんじんなどを混ぜ込みなんとそれをパンで巻いた上で揚げるという。
その味わいは外はカリッと中はふんわり、中はふんわり優しい味かと思いきや胡椒大目で少しジャンキーな味に仕上がっている。
小さい子供でも食べれる味だ。大人から子供まで愛する味にはなかなか出会えない。



旦過市場と言えばぬかみそだきも有名。
実はまだ食べたことの無い私です。

魚だけでなくたまごとかもある。

他にはうどんやらおでんやら食べ歩きには困らない。

メインストリートをだらだらと歩くだけでも楽しいが旦過市場はそれだけじゃない。
ここからは旦過市場のDEEPな側面を覗いてみよう。

一歩市場から外れるとこんな景色が!
きったない川には旦過市場入り口の看板がある。
その右手には髑髏の落書き。
奥に広がる川沿いの室外機。
令和とは思えない景色だ。

旦過市場はメインストリートから枝のように通路が伸びている。
奥深くはこんな感じで人影がなくなる。

客はおろか店員の姿もままならない。
商品だけがそこにある。

古い自転車だ。いまだ現役と見える。

これだけの鮮魚店がしのぎを削りあう。
北九州の台所。きっとコアな常連客がついているに違いない。

映画のセットみたいだ。
この景色を見に来るだけでも価値がある。

ホルモン 年中無休
一度年中無休のところをガムテープで貼った跡があるが再度はがしている。
ホルモンを継続することで見えてくる何か、それを私は知りたい。

大分の海で取れた魚が目立つ。福岡は周りを海に囲まれた恵まれた土地だ。
取れる魚もその海流によって変わってくる。

ぷらっと歩くこと1時間弱ではあったが中身の濃い市場めぐりだった。

旦過市場
福岡県小倉北区魚町4丁目2-18
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