
福岡県直方市にびっくり市がある。
北九州に住む人なら誰もが足を運んだことがあるだろう。
ここは毎週金土日の3日かんのみ営業している。
主に肉売り場、日用食品売り場、野菜果物、魚売り場、フードコート
みたいな感じで売り場が分かれている。
だいたい肉売り場に行って魚売り場回って野菜見て帰るのが我が家のコースなのだがいつも気になる場所がある。
フードコートエリアだ。
噂はかなり入ってくる。
その噂のほとんどが「ビビンバが旨い」
しかしながら今まで足を運べないでいた。
娘がまだ小さいのも理由だがもう一つ
そこは限られたもののみが立ち入ることの出来るいわばサンクチュアリであり
なにかよそ者を受け付けないオーラを感じていた。
地元の人間のみ立ち入ることが出来る。
地元の人間に紹介されたものであれば立ち入り可能。
一見様お断り。
みたいな
しかし私はこつこつ積み上げてきた。
月に1~2回はびっくり市へ足を運び買い物を楽しむ。
決して我を出してはいけない。あくまでも買い物をさせていただいている立場として。
肉売り場の試食のおばさんとのコミュニケーションしかり鮮魚店での店員さんとの買う買わないの攻防しかり、テイクアウトの惣菜でその日の晩御飯を楽しんだり。
そんな生活を3年ほど続けた時フードコートの神様よりお声がかかった。気がした。
「おまえにびっくり市フードコートにて食事をする権利をあたえよう」と
そんな声が聞こえた。気がした。
仮にその場にそぐわないと判断したら丸焼きにしてやるからな!と言われた気がした。

ちなみにこの日購入したのは
肉売り場でミートボールとホルモン、これらは食材が無いときメインメニューに変貌をとげるので冷凍庫にINしておく
他に調味料などを購入して鮮魚エリアへ、新しくOPENした明太子専門店がありそこでさきいかも売っていた。明太子専門店なのにとかいった感想はここでは通用しない。
もりもりの明太子は1パック1000円、コロナウイルスで世の中ウイルス対策がうるさい中どうどうと商品の蓋もせずに明太子を陳列する状況に安堵感を覚えて1パック購入。ご飯に乗せたい。



ナポリタンフェアなるポスター発見。
ナポリストとしては刺激される一枚だ。

さて、フードコートに到着。
食券を買うシステム、飲み物は自動販売機が敷地内にある。
ビビンバ屋、ラーメン、ナポリタンは同じ食券機
うどん屋もあったがそんなに食べれない。
今回オーダーしたのは
ナポリタン 500円
とんこつラーメン 360円
チーズ入り石焼ビビンバ 650円
昭和な感じのフロアには昭和から使用されているであろうテーブルと椅子が並ぶ。
土曜の昼過ぎ、空きテーブルは少ない、お客さん(同志)が多い。
食券を出して5分ほどで番号が呼ばれた。
まずはとんこつラーメンだ。

普通のとんこつラーメン、この値段なら文句無い、旨くもまずくも無い。
子供の頃から食べてたら好きな味だろう。
とんこつラーメンの麺を食べ終わった頃ナポリタンとビビンバが出来たようだ。

ナポリタンは給食の味、たしかにポスターにあったように懐かしい味だ。
だけど、ナポリストの私としては懐かしいナポリタンというのは昔ながらのギットギとの洋食屋で出てくるようなナポリタンのことだ。
500円でこの内容はいかがなものか?小倉にある喫茶店Viboのナポリタンは気が遠くなるほど旨い!スキレットでいつまでも熱々なうえ目玉焼きONウインナーONで500円だ。
だけどこのナポリタンが好きな人が多いことはナポリタンできましたのアナウンスが多いことから分かる。
あくまでも私の味覚による私なりの正直な感想なのであしからず。
とにかくラーメンとナポリタン食べてみて結果を見てみた。
これで一勝一敗ですな
次に嫁の注文した石焼ビビンバを食べてみる。
辛い、旨い、旨いやんけ、熱くなってきた!

フードコートの石焼ビビンバは最高です。
これを食べるまでに私は数年かかりましたがまだ未経験の方がどのようにすればこれをいただけるか。
答えを教えましょう。

びっくり市で石焼ビビンバを食べるのに特別なことは必要ない。
そこへ行って自動券売機にお金を投入して注文カウンターへ食券を渡す。
その際に辛さの希望を伝える。
初めての方は辛口でいいと思う。
その間に席を探す。
ほどなく番号が呼ばれる。
やけどに気をつけて食べてくれ。
びっくり市
福岡県直方市大字感田611
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